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投稿一覧
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【読書ログ】ユービック【ディック的「イデア論」の再解釈】
に公開本書の重要な点は、肉体と霊魂の二元論として退行をとらえていることにある。肉体は滅びても、霊魂は新しい世界で生き返る。
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【読書ログ】聖書がわかれば世界が見える【知識ゼロでも楽しく読み進められる『聖書』の手引き書】
に公開本書は、『聖書』に何が書かれているか知ることから始まり、『聖書』がもたらした国際情勢への影響まで概観できる一冊。
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【読書ログ】宇宙の戦士【人間には宇宙へ広がる『権利』があるのかどうか】
に公開本書は、こうした、歴史、戦争、政治的なものを勉強する意義を知ることができる一冊であり、特に、学生のうちに読んでおきたいSF小説筆頭。
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【読書ログ】タイタンの妖女【人生の目的とは何であるかを考えさせられる一冊】
に公開タイタンの『妖女』の名前を冠するとおり、あやしい魅力に富んでいる本作は必見。
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【読書ログ】すばらしい新世界〔新訳版〕【社会の安定をもたらすための冴えたやり方——幸福と美徳を遺伝子レベルで植え付け、置かれた場所で咲かせるために】
に公開本書は、この「置かれた場所で咲きなさい」という系譜の上流にあたるが、特筆すべきは、置かれた場所というのが、とんでもなく温室で無菌化されているということだろう。
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【読書ログ】スノウ・クラッシュ〔新版〕 上【あなたの脳をハックする言語SF——スノウ・クラッシュは幸福な世界をもたらすのか】
に公開メタヴァースの語を産んだ傑作。
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【読書ログ】月は無慈悲な夜の女王【How to 革命——独立戦争のすすめ】
に公開本作を通じてリバタリアニズムのエッセンスを掴むことによって、わたしたちの生活がいかに政府によって束縛されているのかどうかを再考することができるのでおすすめです。
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【読書ログ】夏への扉〔新版〕【猫とタイムトラベルで描く、未来への布石】
に公開SFを読んだことのない人でも気軽に読めるジュヴナイル作品なので、是非手にとってみて欲しい。
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【読書ログ】華氏451度〔新訳版〕【Zip Zap】
に公開残念なことに、本作の結末は明るくない。本の意味を求めない限り、それは単なるガワとしての存在でしかないと言い切るし、本を読む行為は究極的に憂鬱なことでしかないといった閉鎖感が文脈に滲み出たりする。
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【読書ログ】一九八四年新訳版【2+2=5の世界をなしとげるか、それとも、おしつぶされるか】
に公開過去においても、未来においても、殉教者をいかに歴史の流れから取り去るかは、支配と権力闘争にとっての喫緊のテーマであり、そして、その解答が本書を通して明確に記載されているので必見。
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【読書ログ】アンドロイドは電気羊の夢を見るか?【アンドロイドと人間の相剋によって描き出されるディック的社会思想】
に公開この本はマジでやばい。いまから半世紀も前に、第三次大戦——現代社会でいうところのコロナ拡大——に端を発する人口減少、そして、閉鎖社会から誘発される内面的疎外感の世界を克明に描いている。
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【読書ログ】ディファレンス・エンジン(上)【蒸気機関が情報化社会を司るとき、自然界は調和のとれた世界へと帰結するか】
に公開本作に存在するのは、不健康なほど自然の乱流を欠いた社会──急速な技術革新の裏でなおざりにされた──のリアルだ。
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【読書ログ】モナリザ・オーヴァドライヴ (ハヤカワ文庫SF)【知性を獲得したAIは、電脳世界に福音をもたらすのか】
に公開AIが必要以上に知能を得て人間の管理するところから逸脱したとき、電脳世界はどのように形作られるのか。この問いかけこそ、本シリーズを紐解く上で重要な要素となっている。
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【読書ログ】テックジャイアントと地政学【DX化の事例をまとめ、現代の時流が抱える課題にメスを入れる】
に公開テクノロジーに対する正しい知識とその利用方法をアップデートし続けるためにも、海外の動向に目を向け、流行り言葉に惑わされないことは大切だ。
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【読書ログ】カウント・ゼロ【新たなステージへと「ジャンプ」するための芸術】
に公開サイバーパンクは国家という概念を希釈した。
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【読書ログ】ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ【地政学から見渡す世界情勢の「今」と「未来」】
に公開現在の日本において、地政学という単語に耳馴染みがない人は多いだろう。
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【読書ログ】クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF)【現実的科学小説】
に公開ギブソンの思弁に秘められた未来は、あまりにも巨大で仄暗い。ただ、まばたきをせずに目を見開いてみると、それほど悪くはないのかもしれない。
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【読書ログ】ニューロマンサー【サイバーパンクは心の故郷】
に公開閉塞感に満ちた暗闇を照らす、蠱惑的なホログラムの彩り。うっくつとした内面を発散させる情欲と暴力。AI vs not AI。これらの諸要素を電脳空間というアイコンに落とし込んだ——サイバーパンクの黄金時代を築いた——本作は、「攻殻機動隊」や「マトリックス」といった作品群に多大な影響を与えた。
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【読書ログ】時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(1)【自分の弱さと向き合う物語】
に公開本作は、虚勢を張ることで気高く振る舞おうとするヒロイン:アリサ・ミハイロヴナ・九条(以下、アリサと呼称)と、そんな彼女とは正反対に、無気力やれやれ系主人公:久世政近(以下、政近も呼称)の2人を中心に進行する物語です。『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンや、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の八幡しかり、このようなやれやれ系主人公たちは、ここぞというときに遺憾無く力を発揮するものですが、本作もその例に漏れず、アリサの出くわす困難に対して最適解を繰り出します。
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【読書ログ】新約聖書 福音書 2023年4月【読み手ごとの「イエス」を発見する】
に公開キリスト教の聖典である『新約聖書』には、「マタイによる福音書」「マルコによる福音書」「ルカによる福音書」「ヨハネによる福音書」と、四つの文章が存在します。これらはひとつにまとまり「福音書」としてイエスの生涯について記しています。それぞれイエスがどのように生き、何を語ったのか、あるいは語らずに体現したのかを描いていますが、本書はこの福音書を通して、イエスという人間の軌跡をトレースすることを目的としています。